旅の計画を練っていたら
たまたま苫小牧行きの格安フェリーを見つけたので
無職だけれどなんとかなるさと
フェリーに乗って生まれて初めての北海道へ
そして4日間北海道を走りまくって
またフェリーに乗って帰ってくる
そんな旅の記録。
7/9 11時過ぎに出発。
家から約120km離れた大洗のフェリーターミナルに22時半前に着けばいいので
明らかに早過ぎる出発なのだけど
夜にたっぷり雨が降る予報だったので早めに出ることにした。
初日から濡れ鼠は気分が萎えるから・・・。

江戸川CR様に道中の安全を祈願しつつ北上。
流山から一般道へ。
今回の自転車込みの総重量は22kg程度。
20kg以内に抑えることもできそうだったけど
船旅時間の快適さ向上のために荷物が増えてしまった。

利根川近くの田園風景を眺めながら、
北海道のスケール感とは全然違うんだろうなあ、などと旅への期待をふくらませる。

新大利根橋を渡って千葉県から茨城県へ。
茨城県の次はいきなり北海道になるのか。なんだか不思議な気分。
そういや料金所がきれいさっぱりなくなったね。

取手からひたすらにR6を北上。
牛久あたりから雨が降ってくるが、ぱらつく程度で済んだ。

涸沼が近づいたらR6を離れて大洗方面へ転進。
ここでも田園風景を眺めながら、
北海道のスケール感とは全然違うんだろうなあ、などと旅への期待をふくらませる。

17時に大洗に到着。
事前調査してあったスーパーにてフェリー船内での食料の調達。
船内生活はほぼ丸一日になるのでたっぷり買い込む。
船内でも弁当やカップ麺が買えるけど安く済むに越したことはない。
買い出しを終えてもなおフェリーの乗船受付開始時間である21時にはたっぷり時間があるため、近くのファミレスで時間を潰すことにした。
船に乗る前にまともなものを食べておきたいし。
食べ終わってダラダラと時間を潰していたら本格的に雨が降りだした。

20時くらいにフェリーターミナルへ移動。
受付開始までターミナル内をうろうろしてようと思ったが、特に見るべきものもなく・・・。
ロビーのTVを見ながら暇そうにしていたら、近くに座っていた5?60歳くらいのおじさんに話しかけられる。
「北海道を自転車で旅行ですか?」
どうやら僕の履いていたパールイズミのレッグカバーを見て自転車乗りだと気づいたらしい。
そんなところで気づくくらいだから当然そのおじさんも自転車好き。
すっかり意気投合して自転車話に花が咲く。
そろそろ21時になろうかというころに水戸に住む友人から電話。
仕事の途中にもかかわらず見送りに来てくれるらしい。
しばらくして友人がフェリーターミナルに到着して、紙テープと謎のおみやげ?を貰う。
そういや長距離フェリーといえば紙テープ投げだな・・・。しかし今時やってる人はいるのだろうか?
友人は仕事の途中だし雨降ってるしで結局は投げることはなかったけど、いずれはやりたい儀式。
乗船手続きを済ませてもすぐには乗れず、22時半までまた待つことになるが、話し相手がいるので退屈しなかった。

で、ようやく乗船の時間が来た。
船は「さんふらわあ しれとこ」。
小さい頃にさんふらわあのミニカー(ミニフェリーと言うべきか)で遊んでいた身としては
間近でみるさんふらわあは実に感慨深い。


して乗船。
自転車は僕一人だった。オートバイは10台近くいるのに。

自転車が積まれたデッキから船室までは階段で上るのだけど、
荷物を持って上ると地味に辛い。
建物でいうと3?4階分くらいはあるんじゃなかろうか。

自分に割り当てられたベッドは船首側の窓際。
深夜便はカジュアルフェリーなので広間で雑魚寝ではなく、一人ひとりにベッドが割り当てられている。
(4人部屋なので他人との相部屋にはなるけど)
キャンペーン価格とは言え、これで4,600円はものすごーく安い!(通常は11,500円?)
荷物を置いたらすぐに風呂。
2時?8時まで入れないので出航前にささっと浴びる。
湯船に浸かっているとかすかにお湯が揺れ続けているのが変な感じ。
風呂から出たあと、友人からもらった謎のおみやげを開けてみる。

♪土産にもらった?サイコロふたつ?
苫小牧発じゃなくて大洗発だし、仙台行きはちがうフェリー会社だし、
と野暮な突っ込みをしながら、拓郎を脳内リフレインしていたら
1時45分の出航を待たずにいつのまにか寝てしまった。
【本日の記録】
総走行距離: 121km
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