日没時刻の19時前に一人でPC4を出発。
茂木の街中を抜けて、

ツインリンクもてぎの真ん中を突っ切る。
ここから先、R123に突き当たるまでの道はとても素敵な田舎道。

再び茨城県に入る。

見る見る暗くなっていく中を走っていく。
R123にたどり着いたときには真っ暗になってた。
この道では、自動車とすれ違うことはほとんどなかった。
R123を淡々と一人で走る。
旧常北町のガタガタ舗装のヘアピンを登るあたりまでは、
去年の交通事故翌日のエンデューロ帰りと同じ道程。
この辺は地元なので安心して走れる。
水戸市内に入り(といっても外れも外れの方だけど)、
コース下見の際に
フロントディレイラーが壊れた地点を通り過ぎた辺りで前走者2人組に追いつき、久しぶりにコバンザメタイム。
が、しばらくして前に出されてしまった。
なのでまた一人になり、黙々と走って22時15分ごろにPC5に到着。
この地点で292km。ほぼ半分を消化したことになる。・・・ってあと半分もあるのか。
ちょっと寒さを感じながらも30分ほど休憩する。
ここでは暖かいものが食べたくてたこ焼きを食べた気がする。
夜になるとけっこう肌寒かったんだよね。

PC5を一人で出発。
ナイトライドは景色が見えないので詰まらないんだよなあ・・・。
少しして後ろに2人ほど付いてきたので引っ張ってあげようとがんばって走ってたのだけど、
いつのまにかいなくなっていた。相変わらず引くのが下手・・・。

北利根川を渡る。
霞ヶ浦はまったく見えない。
が千葉県は近い。

暗闇にゆらゆら揺れる赤い光が見えると安心する。(一般人には人魂に見えるかもしれないけど)
霞ヶ浦湖畔の真っ暗な道で前走者に追いつく。
ここはしっかりコバンザメ。
けっこうハイペースで飛ばす方にべったり付いて利根川を渡る。
たしか、この辺りで道路の陥没部に思いっきり突っ込んでしまう。
ガツンと強い衝撃が走り、思わずウォッ!と声を出してしまったが、とりあえず落車はしなかった。
リム打ちパンクしてるんじゃないかと心配しながらも走り続ける。
どうやら無事らしい。
が、登りに入ってダンシングを始めると
前輪からタイヤの回転数に合わせて定期的にエアー音が聞こえてくる。
・・・ああ、やっぱりね。
というわけで、300、400に引き続き600でもパンクorz
やはり、背後霊にはシド・ヴィシャスが憑いているらしい。
ほどよく外灯のある駐車場らしき場所があったので、そこでチューブ交換。
今日はチューブを3本持ってきてるもんね。
しかし、前輪のパンクは久しぶりじゃないかな。
あとでGPSのログから作業時間を調べてみると、5分ほど。
これは中々の好タイム。
で、PC6には1時くらいに到着。
ここでは20分ほど休憩。
そして、朝の内房線でいっしょだった人とそのお仲間さんたちといっしょに出発。
走り出して見ると、急激に眠くなってきた。
PCを出ると眠くなることが多いのは、食べたものを消化するために血液が胃に集まるからだろうか。
40分ほど走ったところで、我慢できない眠気に身の危険を感じて列車を離脱。コンビニに逃げ込む。
寝ようかと思ったけど、次のPCではたっぷり寝れるのだからと、眠気対策を施す。
強眠打破を飲み干し、ガムを噛みながら再度走り出す。
これが意外と効果があったようで、元気に下ハンドルを握って回復運転。
そして40分ほど走って蓮沼辺りで連結完了。
途中、千葉300時のPCで小休憩の後、4時15分ごろにPC7に到着。
ここまでで406km。やっと2/3まで消化できた・・・。
nanさんがいつのまにか先着していた。さっきの小休憩のときに抜かれたらしい。
ここは有人PCなのでスタッフにレシートをチェックしてもらい、軽く補給したあとは、
PC7の裏手にある健康ランドで、待望のお風呂&仮眠タイム!
ここまでの400km、この一時のためだけに走ってきたと言っても過言ではない。
この健康ランド、5?8時の間は朝風呂タイムということで、お安く入館できる。
なので、nanさんと5時までロビーで待ってから受付にお金を払って脱衣所へ。
ちょうどchimumuさんもやってきたのでいっしょにお風呂へ向かう。
いつもなら長風呂な僕だけど、今日に限っては早めに風呂を出て寝ることにした。
風呂から出て寝場所を探すが、仮眠室は満員だったので休憩室で仮眠。
ちょっとTVの音が気になったけど、寝てしまえばまったく気にならなかった。
つづく
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