海岸沿いの自転車道は波が高くて走れたもんじゃないので
海から離れすぎないように気をつけながら適当に道を選んで走る。

特に勧進帳を読んだりはしてないけど、
何事も無く安宅の関を突破。

手取川を越えたところで再びサイクリングロードを発見。
手取キャニオンロードというらしい。
こちらは波の心配はなさそうなので、レッツ探索。

途中、北陸自動車道の徳光パーキングエリアで休憩。
自転車道を走っているつもりが高速道路に侵入していて・・・
などという三面記事的な話ではなくて
このPAは海浜公園に隣接していて、
高速を降りることなく海水浴場に行けたり
自転車道からアクセス可能だったりと、かなり珍しいところらしい。
ということで、レーパン姿でPAのうどんを食べる幸せを味わえた。
犀川手前の公園で自転車道は一旦終わり。
犀川からはまた別のサイクリングロードが始まっていたが
工事箇所の迂回指示がいまいち分かりづらかったりしたのでスルー。

河北潟のやたとまっすぐで殺風景な道。
八郎潟を思い出した。
干潟ってやつは退屈な道だ・・・。
進行方向を東へ変え、本日の宿泊地である高岡市へ向かう。

津幡町で白鳥をデザインにした不思議な案内標識を発見。

さらに別のパターンも。
丁字路など交差点の種類によってデザインパターンがいくつかある模様。
面白いけど、ちょっとわかりにくいような・・・。

昨日からずっと付かず離れずの北陸本線。
おかげで道中程良く鉄分補給できた。
が、食パン電車はもう走ってないんだよね・・・。

道の駅 倶利伽羅 源平の郷で休憩。
ここまで順調に来て時間に余裕があるし、ゴールの高岡までも近い。
ちょうど倶利伽羅峠に関する資料館があったので、しばしお勉強タイム。
源義仲が平家を闇討ちし、角に松明をつけた牛を平家軍に放ったエピソードが有名だけど、
火牛についてはホントかどうかかなり怪しいらしい。
そういや、先ほど通り過ぎた安宅の関も、実在しなかった可能性が高いらしい。
なんだかねえ・・・。

天田峠を越え、富山県に突入・・・と思ったら
ちょうど富山県側から自転車乗りが登ってきた。
お互いに峠で小休止してたので、ご挨拶。
高岡から来て、峠からさらに登ったところにある
倶利迦羅不動寺へ寄って帰るのだという。

僕も高岡へ向かうわけで
話の流れでいっしょに寺参りして高岡まで行くことになった。

やたらと勾配きつい道を1kmほど登り
そこから階段で登った先に寺はあった。
日本三不動の一尊ということでだいぶ賑わっていたけど、
日本三不動は諸説様々あるようで・・・。
境内を散策して、さて帰ろうとなり、
先ほど出会った自転車乗りの後ろを走ることになるわけだけど
峠を下った先の交差点で、さっそうと赤信号を無視して左折して行かれたので
その後ろ姿を見送って、やはり一人で高岡に向かうことにした。

R8を避けながら進む。
2014年開業予定の北陸新幹線の高架。
今回はスルーしてしまった能登半島は、北陸新幹線が開業したらトライしようかな。

今日も日暮れ前に宿泊地に到着。
平地しか走らなければ、訛った体でも結構余裕かも。
【本日の記録】
総走行時間: 8h10m
総走行距離: 166km

久方ぶりの二日連続100マイル走行。
翌日へつづく。
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