
6/12 朝5時。
葛西臨海公園駅から輪行。
ここまでの自走で今日は湿度が高いことを知る。
夜間&雨中走行での寒さ対策はしてきたが、暑さ対策はしてない。
ちょっと不安になりつつも、電車に揺られて袖ヶ浦へ。

袖ヶ浦海浜公園に到着。
受付を済ませるとすぐにブリフィーング。
参加者たちの自転車を観察したりして時間をつぶし
7時15分に出走。
PC1まではまったり走行。
やはり湿度は高いけど、それほど不快でもなく感じた。

PC1では軽く補給してすぐ出発。
今日は調子がいいかも、と思い初め、徐々にペースアップ。
けっこういいペースでPC2。
気温も上がってきたので、冷たいうどんを食べようと思っていたけど売り切れ。
しょうがないので、とろろそばで代用して、
紙パックの1L105円のオレンジジュースをボトルに詰め替えて経費削減を実施。
無職故にコンビニでの出費は地味に痛いので・・・。

PC3へ向かうが、ここからとても暑かった。
気温は30度越えてたんじゃなかろうか。
それでも調子よく感じていたので、ペースは落とさずに走り続けた。
が、牛久を過ぎた辺りからちょっと苦しくなってくる。
もともと急な暑さは苦手な上、この蒸し風呂のような暑さ。
インナーも夏用ではなく熱がこもりがち、靴も通気性の悪いものを履いてきてしまっていた。
おまけに追い風だったためにいつもより空冷効果がいまいちだったのかも。
色々と言い訳を連ねてw、霞ヶ浦を過ぎた頃にはガタッとペースダウン。
よろよろとPC3に到着。
アンパンを買ったはいいが中々食が進まず、胃がもたれていて苦しい。
暑さに負けてオレンジジュースを飲みまくってたのがいけなかったらしい。
変なところでけちらずにスポドリにすべきだったと反省。
40分ほど近くコンビニの軒下で休憩して
胃の調子はダメダメだけどゆっくり走れば大丈夫だろうと、重い腰を上げて出発。
これから不動峠、道祖神峠を登らなきゃならないのが辛い・・・。

心拍を上げると苦しくなるのでゆっくり走って筑波山を目指す。

不動峠からの眺め。
この峠道は日陰が多いから助かった。
峠を下ったあとのコンビニで再度休憩。
ここでボトルケージが壊れてることに気づく。
ボトルがグラグラして不安定だけどなんとかごまかせるレベルかな?

また走り出して少しすると平均勾配10%の道祖神峠。
ここでは押し歩く人多数。
自分も既に心折れていたので自転車を降りたい衝動にかられたけどなんとか我慢。
しかし、登り終えたら手足にしびれを感じてたのでちょっとやばかったかも。
とにかく回復しようとだらだらと平地を走っていたら
笠間駅近くで去年の千葉600で夜中一緒に走った黄色プリンス乗りが追いつき
仏ノ山峠手前のコンビニでまたまた休憩。
まったく胃が働いてない感じだったので胃腸ドリンクを飲んで休憩。
身の上話などをしつつ30分近く休憩に付き合ってもらう。
たかだか70キロのPC間で2度もコンビニ休憩してしまった。
再々度の出発。
峠の登り口で10人くらいの集団に追いつき
金魚の糞になってPC4に到着したときには日が暮れようとしていた。
去年より1時間くらい遅いな・・・。
胃腸ドリンクが効いたのか、
PC4ではなんとか食べられるようになっていた。
が、モチベーションは日本海溝よりも深く・・・。
そういや実家が近いな。そういやしばらく実家に帰ってないな、と色々考え出す。

とりあえず一人でPC4を出て走り始める。
うーん、なんだか走る気になれない。
山間の集落を抜けて国道に出ると車が気になり、さらに走る気を失せさせる。
走り続けられないわけじゃないけど、
単なる義務感で走り続けられるほど強くはない・・・。
つくづくボキボキよく折れるハートの持ち主だなと自嘲。
旧常北町石塚の手這坂手前のコンビニが見えてきた。
ここからコースを外れれば10kmくらいで実家に着く。
シャワーを浴びて布団に沈み込む想像をする。
・・・よし、DNFだ。
スタッフにリタイヤの連絡を入れようとコンビニに吸い込まれる。
コンビニには先客がいた。
さっきのプリンス乗りだ。
僕はリタイヤすることを告げると
彼は彼で仕事の呼出がかかってしまったようで
千葉まで戻ってリタイヤするとのことだった。
再び走り出す彼を見送り、リタイヤ報告。
実家へも連絡して、3年ぶりくらいの帰郷とあいなった。
きっかけがないと帰る気にならなかったので丁度よかったかも。
しばらくコンビニで休憩していたら、また別の参加者がやってきた。
聞けば今年から自転車を初めて、これが初600とのことだった。
あー情けなや。僕は
ブルベ3年目だよ・・・。
ということで、その彼を見送ったあと、自分はコースを外れて実家へ。
【本日の記録】
総走行時間: 11h40m
総走行距離: 272km(コース上は250kmくらい)
今回の
ブルベコース。
濃い緑は実走した部分。

単に遠回りして帰郷しただけになってしまった。
番外編へつづく。