ねえメーテル ?大井川鐵道を追う その2

11/21 10時、金谷駅近くのコンビニで腹ごしらえをして出発。

1P1090981.jpg
金谷の街中を抜けて、小さな峠を越えていく。
今日は山からの風がやや強いので思うように進まない。
しかし、天気がよくて気持ちいい。

1P1090986.jpg 1P1090999.jpg
大井川沿いを見え隠れする線路とともに遡上していく。
木々が景色を遮る道を峠越えしている最中、下のほうからSLの汽笛が聞こえてきたorz

1P1100005.jpg
大井川本線のちょうど中間地点にある川根温泉笹間渡駅。素朴な駅だ。
駅で時刻表を見ると、10分後に列車がくるようだ。
この辺でちょっとお楽しみターイムっ。

1P1100018.jpg 1P1100038.jpg
道の駅の裏手にある鉄橋を渡る列車を上下線1本ずつ見れた。
もっと引きの画のほうがよかったなorz

1P1100048.jpg
そして、地名という地名(じなというちめい)。
1P1100050.jpg
ここには日本で2番目に短い鉄道トンネルがある。その長さ10m。
1番目は今ホットな(若干旬を過ぎた感もあるけど)八ッ場ダム近くの樽沢トンネル(7.2m)。
ダム工事が進めば鉄道ルートの変更により使用されなくなり、この地名トンネルが日本一になるはずだったけど、
鳩ポッポさんのお戯れにより、これからも2番目であり続けることだろう。惜しかったね。

そういや、このまえスポークが折れたとき長野原草津口駅から吾妻線で帰ったので、
樽沢トンネルをくぐっているのだけど、うつらうつらしていたためまったく気づかなかった。
というか、起きてても気張ってないと一瞬で通り過ぎるから分からないんじゃないかと思うのだけど。

沿線にはいくつか吊橋があったのだけど、そのなかで一番スリリングそうなやつがこれ↓。
1P1100054.jpg
道路と線路の上って・・・。

1P1100056.jpg
下泉駅に停車中の南海21001系。
こいつを間近で見たかったので、ちょっとうれしい。
しかも中々発車しないので写真撮り放題。
ん?ちょっとまて。ということは対向列車待ち?
1P1100060.jpg
と思ってたら奥からなんか来る。

1P1100063.jpg
キタ━―━―━(゚∀゚)━―━―━―!!
1P1100066.jpg
普段の行いが良いから、としか説明できないほどタイミングよくやってきた黒光りするでかいヤツ。
モクモクと煙を吐き出し、辺りは煙だらけに。
すぐそばで汽笛を聞いたけど、体がビクッとなるくらい大きい音だった。
やっぱ迫力が違うね。
SLなんて過去の遺物じゃん。と思ってたけど、生で見るとやっぱすごいわ。

ちなみに、SLの汽笛を聞いた直後、脳内で銀河鉄道999のOP曲が脳内再生された。
幼少期の刷り込み って怖いよね。

さて、見るもん見たのでこれで心置きなく千頭駅まで走れる。

1P1100080.jpg
なぞの3本レール。
超狭軌用?

1P1100084.jpg
いつの間にか林道チックな道に。
1P1100085.jpg
視界が開けたと思ったら、また南海車両が!
実にのどかな風景だ。

1P1100093.jpg
ちょっとだけ道に迷った先にあった神社の狛犬?

1P1100095.jpg
シャッターチャンスに間に合わず。
茶畑の中を走る電車という素敵な風景なのになあ。
自転車で走りながら、列車が近づいてくるのを察知するのは中々難しい。
でも反応するのが日に日に速くなっているので、いつかニュータイプに覚醒できると思う。

1P1100103.jpg
で、13時、大井川本線終着駅かつ井川線の始発駅である千頭駅に到着。
約50kmの道のりを3時間掛けてきたのか。今日は非常にのんびりペースだ。

お腹も減ったし、ここで大休憩。
ねえメーテル、この星にも合成ラーメンはあるのかな?


井川線につづく。
関連記事
スポンサーサイト



「押す、押さない、押す、押さない・・・と見せかけて、押す!」 【2009/11/24(火) 22:37】 FELT F5編 トラバ(0) コメント(2)

幸せは身近なところに落ちているのかもしれない ?新金貨物線を追う

おとといの静岡方面への強行軍が響いてか、昨日はほぼ寝るだけの日だった。
そして、今日11/23、時間のリズムが完全に崩れた状態で昼近くまで寝てた。
さすがに今日も寝て過ごすのはどうかな、ということで、
13時、特に行くあてもなく家を出る。

1P1100241.jpg
蔵前橋通りに出て、線路の下をくぐる。
この単線、新小岩と金町を結ぶ貨物線だ。
一昨日の大井川鉄道巡礼の旅により体内鉄分が急上昇中らしく、
いつもの見慣れた風景なのに、今日はなぜか鉄に吸い寄せられる磁石のごとく
1P1100254.jpg
貨物線を伝って新小岩駅まで来てしまった。
(新小岩駅に隣接する新小岩操駅だけど)
当方、電車通勤は3年以上していないので、
鉄道の存在が、たまにする輪行の手段+見て楽しむモノという認識に変わりつつある。
(たまに乗り鉄するけど)
1P1100260.jpg
横須賀線120周年のヘッドマークをつけて走ってるのなんて、今日初めて知ったし。

1P1100261.jpg
この新小岩操駅、この前見に行った越中島貨物駅(越中島支線)と金町駅(新金貨物線)を結ぶ駅である。
もっとも、積み下ろしとかあるわけでもないので地味な存在ではあるけど、
越中島支線が非電化、新金線が電化区間なので、機関車の入換作業を見ることはできる。
特に行くあてなく出かけたため、なんとかんく新小岩から金町まで線路沿いに走ることにした。

1P1100273.jpg
住宅地の中を突っ切って行く線路と架線。
高圧送電線も通しているのでかなりでかい架線柱だ。

1P1100272.jpg
"ズバコン"
奥戸の踏切の近くでなぞの文字を発見。
この柱の前にも、"ズ30m"、"ズ20m"、"ズ10m"となぞのカウントダウン標識があった。
柱の上についてる箱が"ズバコン"なのか?

家に帰ってから調べて分かったのだけど、
保守車両は踏切通過時に遮断機が自動で作動しないため、
踏切の手前でリモコン操作で遮断機を下ろすのだけど、
そのリモコンの受光部のことらしい。
しかしなぜ"ズバコン"なのか?
それは世界初のリモコン式カラーテレビの名前からきているらしいのだけど、
それがそのまま標識に採用されてしまい、今もなお使われているのはちょっと面白い。

1P1100293.jpg
ちょっと浮気して、中川を渡る京成本線を撮る。
帰りに帝釈天に寄ろうかな。

1P1100300.jpg 1P1100312.jpg
新金線で一番立派な踏切と一番質素な踏切。(僕基準で)

この新金線、実は旅客化を望む声が多い。
葛飾区、江戸川区の路線図を見れば分かるのだけど、南北をつなぐ旅客路線が無い。
金町?小岩はバスが補完している状況で、いつも混んでいるので、旅客化したら十分ペイできるはず。
しかも、現在は単線ではあるけど架線や橋梁は複線対応してあるので、
可能性は十分にあるのではないかな、と今回直に見て強く思った。
(それよりもメトロ7実現のほうがうれしいけど)
1P1100303.jpg
で、旅客化にあたって一番のネックになるであろう場所が、ここ。
R6を突っ切る踏切だ。ここさえ高架化できれば・・・。
1P1100466.jpg
ちなみに、うちの近所にある橋を見ると、ちゃんともう1線分渡せるように作ってある。

1P1100317.jpg
金町駅の西側で常磐線へ。
1P1100322.jpg
そして金町駅。
駅を上から見下ろす場所を探してみたけど、
マンションやビルに不法侵入しなければ無理っぽかったのであきらめた。

1P1100337.jpg 1P1100342.jpg
1P1100356.jpg 1P1100368.jpg
金町駅を撮れなかった腹いせに
葛飾橋で中学生くらいの鉄っ子たちにまぎれてしばし撮り鉄モード。
いまどきの子はいいカメラ使ってるのね。
こちとらコンデジじゃ。不安定で水平保てねーよ。
貨物列車がいまいちな感じで撮れたので撤収して柴又へ向かう。

1P1100385.jpg
途中、23区マンホールを久々にゲット。

1P1100388.jpg 1P1100391.jpg
帝釈天は混んでたけど、とりあえず境内をぐるっと一周してきた。
これで今日は帰ろうかな、と思ってたけど、思った以上に夕焼けがきれいだったので、
新小岩駅に戻ってみることにした。

1P1100405.jpg
新小岩操駅を見渡せる小松橋の上から。
僕の好きな架線の海が見えた。
意外と近いところに見たいものはあったのね。

1P1100426.jpg 1P1100457.jpg
しかも、ちょうど連結ショーの最中だった。
もうお腹いっぱい。


【本日の記録】
総走行時間: 2h14m
操走行距離: 35km

1P1100431.jpg
遅ればせながら新型NEXを初めて見た。
かっこいいね。
しかし、旧型はどこへ回されるんだろうか。
関連記事
「押す、押さない、押す、押さない・・・と見せかけて、押す!」 【2009/11/24(火) 01:21】 FELT F5編 トラバ(0) コメント(4)

| ホーム |
Page Top↑

プロフィール

vaiable.comからのお知らせ

    RSSデータ読み込み中……

カテゴリー

最近の記事

最近のコメント

タグ

カレンダー

10 | 2009/11 | 12
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 - - - - -

月別アーカイブ

ブログ全記事表示

リンク