
相変わらず山頂は寒い。
集団が過ぎ去ったあとは、地面に座り込んでカッパで体を覆いつつラジオ実況を聞きながらうとうと。

8周目、逃げ集団に廣瀬選手の姿が無い。
彼はプロトンの通過後に見えた。
力尽きた模様。今日は山岳賞取ったしやることはやったって感じだろう。
廣瀬選手を見送ったあと、ゴール地点へ向かうことにした。
山の中でじっとしてたので体が冷え冷えだ。
体を温めるべく、歩いて降りることにした。
そういや山頂で、カメラを持って歩く"くりらじ"のBJさんを見かけたが人が多すぎて見失ってしまった。
あいさつしたかったのになあ。

9周目、逃げ集団とプロトンの差は1分を切っていた。
プロトンでは車列が縦に長くなり始め、
今まで後方待機していたブイグが前に出ようとする気配が。

赤川ダム湖まで来て、ここでトイレタイム。
山頂の仮設トイレやメイン会場のトイレでは長い列を成していたが、
キャンプ場近くのトイレはけっこう空いていた。穴場かも。

そうこうしているうちに、10周目に突入。残り2周だ。
序盤から逃げていた選手は吸収され、そこからのカウンターアタックで、
海外チームによる先頭集団(20人くらい)と追いかける大集団という状態に。
車列は完全に縦一列。
目の前を高速で通り抜けていく。
先頭集団には新城選手や土井選手がいたのだけど、
このあとの古賀志林道の登りでさらにペースアップし、
先頭集団は7人までに絞られ、日本人選手はついて行くことができなかった模様。

最終周、先頭で帰ってきたのは、ケースデパーニュのラストラスとサクソバンクのセレンセン。
そこから少し遅れて4人が追走してくる。
彼らはものすごい勢いで急坂を登り、視界から消えていった。

先頭が通過後、時間を空けてバラバラといくつもの小集団がフィニッシュラインを通過していく。
残り2周からの急激なペースアップで日本人チームは完全にやられた感がある。
日本チャンプ西谷選手は先頭から1分以上の差。
これがプロツアーチームの破壊力なのか・・・。
14時、4時間ぶりにメイン会場に戻ってくると、スタート前以上の人、人、人。
ゴール地点は人垣でまったく見えないので、巨大モニター越しに観戦。
会場では白土太朗氏&今中大介氏による実況が流れていた。
うーん、クリリンの実況を聞きたいのだけど・・・。

古賀志林道でスパートを掛けたセレンセンが一人で戻ってきてフィニッシュラインを通過。
コーボらの追走組は24秒後だから、完全独走状態だ。
さて、これから東京まで帰らねばならない。
おうちに帰るまでがジャパンカップ観戦です。だ。

最終走者を通過したのを確認して走り出す。
一度、自治医大近くのコンビニで休憩を取り、
ひたすらに、ただひたすらに、

ちょっと眠くなりつつも、
レースの余韻に浸りながら、

来た道を戻った。
【本日の記録】
総走行時間: 11h32m
総走行距離: 251km
平均心拍: 126bpm
消費カロリー: 6507kcal

もう少し直線的に行けるかな?
10/25 1時 家を出る。
降り続いていた雨はついさっき止んだようだ。
しかし、いつ降り出すかわからない。
カッパを着込んだまま走り出す。
chimumuさんも一緒に行く予定だったけど、
仕事があるらしく自走は無理とのことなので、現地で落ち合うことにしてある。

江戸川を北上。
だーれもいない。
そして北風がほどよく吹いている。進まねえ。
R4をひたすら走るか、適当に裏道を探すことにしていたのだけど、
赤miniさんに埼玉ブルベのコースを教えてもらったので
利根川を渡ってから小山市あたりまでGPSのログを頼りに進む。
聞いてたとおりいい道だった。が、景色がよかったかどうかはわからなかった。真っ暗だし。
雨上がり+北風で寒かったので(気温12度)、カッパは脱がずに走り続ける。

で、春のフレッシュのときに時間調整で使った自治医大近くのマクドナルドで休憩。
このとき5時半。
夜食?の朝マックを食べながらケータイをチェックするとchimumuさんから「今日は無理」メールが来ていた。
今日は一人で観戦か。まあいつも一人行動だし、実のところあまり問題は無かったりする。
レース観戦歴の長いchimumuさんのうんちくを聞きたかったけど。
飯を食べたら眠くなってきたので子一時間寝る。いつものように昨日から寝てないので。
7時過ぎ起床。
ここからはR4で宇都宮を目指す。

途中カシオペアとすれ違い。これは縁起がいいねえ。
宇都宮市街に近づくにつれ自転車乗りをやたら見かけるようになる。
ほとんどの人は宇都宮駅まで輪行なのかな?
森林公園へ向かう道は、ブルベのストート直後みたいな状況・・・。
自動車の横を高速ですり抜けていくのはやめたほうがいいと思うな・・・。
森林公園入り口の交差点で信号待ちしていると、派手なジャージな人が横に止まった。

えっ!カールストローム?!・・・と手前は誰?
せっかくなので信号が青になり走り出す二人の後ろを追走。

エースになったつもりで後ろを走る。やべぇ、楽しすぎる。
意外とゆっくり走っていたのでついていけた。脚を使わないように走ってたのかな?
交差点から会場までずっと引いてもらった(引いてるつもりは無いだろうけど)。

ホスト二人に囲まれるチバリヨーな人と蚊帳の外な感じの外国人の図。
会場に着くとすでに選手紹介が始まっていた。
しかし、えらく人が多い。
そして10時、
レーススタート。
スタート地点近くで選手を見送ったあと、古賀志林道を上って行く。

2周目。逃げが決まっていた。
AM栃木放送の栗村修による実況を聞いていたので、既に知っていたけど。
3周目。逃げていたブリッツェン廣瀬選手。あとから調べてみるとこの少し前に落車していた模様。
ちょうどラジオ実況が中断されて演歌番組中だったのでこのときは状況がわからなかった。

新城選手の視線をもらった気がした。
レース序盤はニコニコしながら走ってた。彼らしい。

プロトンが通過したあと、さらに上へ行くのだけど、見上げれば九十九折は人だらけ・・・。

がんばって頂上まで登ってきてみれば、人、人、人。
欧州のクラシック
レース並みか、それ以上の混み具合じゃないか?!
13時くらいまで山頂で観戦してた。
しかし、今日は雨こそ降らないけど気温は上がらず風もあって寒い。
ずーっとカッパを着たままだった。
雨が降ってないのに一日中カッパ着てたのなんて生まれて初めてだ。

意外とタイム差が広がらないまま
レースは進む。

廣瀬選手単独で山頂に姿を現して、6周目の山岳賞ゲット。
山頂通過時に両手を上げてパフォーマンスしていた。ほんとよかったね(涙
つづく。