GW最後の締め ?筑波連山縦走

5/9 10時半出発。行き先は筑波山。今日は山登りするのだ。
昨日は低負荷で30kmほど走ったからかな?脚の疲労は結構回復している。

R6を一切走らずに麓まで走る。住宅地を走るいまいちなルートだった。研究せねば。

15時くらいから不動峠へ登り始める。
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平日のこんな時間だとほとんど誰も居ない。自転車とは1台だけすれ違う。
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なんだか心拍の上がらないまま不動峠(294m)。
まだまだ筋肉は疲れたままのようだ。

ちょっとだけ休憩したあとは風返し峠へ向かう。
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筑波パープルラインは二輪車通行禁止(自転車はOK)。だけど、いつ来てもオートバイが走ってる。
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風返し峠(412m)。つつじがきれい。

今日はひと気が少ないので、上まで登ってみることにする。
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風返し峠が見下ろせた。
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で、つつじヶ丘駐車場(529m)。
B級感漂う施設。
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20年前くらいに乗った(はずの)ロープウェイ。山頂まで行ける。

風返し峠まで降りて、さらに湯袋峠(250m)まで降りる。

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湯袋峠からは下まで降りずに林道を通って上曽峠へ。
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4輪車は通行禁止ということもあって、路面はすごく汚い。
パンクしないように慎重に走る。

路肩が崩れてたりとデンジャーデンジャーな道だったけど
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無事に上曽峠(320m)。

そのまままっすぐ、きのこ山へ。
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山道ってのはどこも変わり映えしないねぇ。
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で、きのこ山。
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I can fly! 大空に羽ばたける場所がある。

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足尾山。I can fly! パート2
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さっきのはガードレール越しだったけど、こっちにはダイレクトに行ける。
実際風が強くて、気を抜いたらこのまま発射されそうになる。
自転車に乗ると羽が生えたようになる人はチャレンジしてみたらどうだろう。
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すぐ横にこんな看板があったけど。

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少し下って一本杉峠(430m)。
これから右側に写る急坂を登らなければならないorz

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丸山。
巨大な風車。少し離れたところにもう一個あるけど、そっちは止まっていた。

加波山を過ぎた頃、向こう側からおじさんが歩いてきて声を掛けられた。
トラックとすれ違ったときに側溝にタイヤが落ちてしまったらしい。
で、電話を掛けようとしたら圏外なんで降りてきた、とのこと。僕の携帯も見てみたが同じく圏外だった。
とりあえず車の方へ一緒に行ってみる。途中、地元の人らしき車が通ったので声を掛ける。
3人いればなんとかなりそう。

現場に着き、状況を把握。左前輪が側溝にすっぽり嵌っていた。
嵌った部分を通りすがりの僕たち2人で持ち上げつつ、アクセルをゆっくり踏んでもらうと、すんなり抜け出せた。

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おじさんが安堵する中、景色を撮る僕。あくまでもマイペース。
するとおじさんがまた話しかけてきた。

リストラされて無職なんだとさ。
で、毎日が暇で(ハローワークには行ってるみたいだけど)ここに来てみたら、側溝に嵌ってしまって困ったよ。とのこと。
不幸なことは重なるからねぇ。
最近メタボで、子供に「自転車でもやってみたら?」と言われていて、自転車に興味があるらしい。
5万円くらいのクロスバイクを薦めておいた。

しきりに「助かりました」を連発するおじさんと別れて山を下る。
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パノラマチックに撮影。
ジェットコースターのような下りが続く。楽しいんだけど、F20-RCのブレーキだとちと怖い。

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そして降りきった。
このあと、なぜかJR水戸線に向かって走り出す。
僕は輪行したかったみたい。だけど、すごい遠回りになるから途中で引き返す。
さっきの脱輪おじさんとすれ違い、またお礼を言われる。もう分かったって。

あとはフルーツラインをひたすら南下。
最後の締めに、すっかり日が落ちた裏不動を登る。
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再び不動峠に戻ってきたのは19時半。

このまま自走で帰ろうかな、と思ったけど、
マクドナルドで休憩してたら走る気力が失せた。
よって毎度おなじみTXで輪行。
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フレームを折り畳んだだけ。ハンドルポストさえ抜かない、手抜き輪行。
空いてるからこそできる技。TX万歳。


【本日の記録】
総走行時間: 8h52m
総走行距離: 165km
平均心拍: 119bpm
消費カロリー: 2,896kcal
獲得標高: 2,377m

筑波山付近の走行ログ。
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振り返ってみれば5/3?9の一週間で900km以上走ってたよ。
よって、今ここに完全復活を宣言。
けど、ロードじゃないと疲れるから、ブルベは暫くお休みしますm(_ _)m
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「押す、押さない、押す、押さない・・・と見せかけて、押す!」 【2008/05/10(土) 18:14】 KHS F20-RC編 トラバ(0) コメント(7)

東北の旅 ?5日目(岩手県釜石市-岩手県花巻市)

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5/7 6時半起床。脚の筋肉痛がひどい。
ヨチヨチ歩きで食堂に赴き、昨日と同じくおにぎりを7個食べる。食欲だけは変わらないのが救いか。
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食堂の窓から釜石駅が見える。JR釜石線、JR山田線 、三陸鉄道南リアス線の三路線の始発駅だ。
釜石線花巻行の時刻を調べてみると9時過ぎに一本ある。これで花巻まで輪行してみようか、と考える。
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ホテルをチェックアウトして釜石駅前に着く。
今日も西風が強い。昨日以上かも知れない。
リアス式海岸を走るのはもう嫌なので、花巻方面、すなわち西へ向かうR283しか道は無い。終始向かい風になるわけだ。しかも仙人峠という難所がある。
釜石駅前で、輪行すべきかどうかギリギリまで悩む。

が、そもそもの目的は青森まで自走すること。
たかが筋肉痛で、向かい風で、それを覆すのは愚か者のすることよ。

というわけで、R283を走ることにした。というか、悩んでいる間に花巻行は既に出発していた・・・。

疲れのせいなのか、向かい風のせいなのか、平地でも20km/h出ない。
徐々に上り坂になっていくとさらにスピードが落ちる。交通量も多い。
が、仙人峠道路との分岐を過ぎてからはほとんど車の往来が無くなった。これはラッキー。

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釜石線の鉄橋が見える。しばらく並走しているのだ。
輪行してたら、あの上からこの道を見ることになったのか・・・。

だらだらと登りが続く。風は強いがほてった体には気持ちいい。
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途中の休憩スペースに仙人峠の地図があった。
自動車専用道路ってかなりショートカットしてるのね。
アクセルペダルを踏めば勝手に進む自動車はさらに楽しちゃって、
人力で汗かきながら走る自転車のほうが苦労して遠回りして峠を越えなくちゃいけないのって、なんかおかしくない?

しばらく、だらだらとのぼっていたのだけど、陸中大橋駅辺りで、本性を現す。
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10%ですか。しかもこんな感じで5kmも続きますか。

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釜石鉱山鉄道(廃線)の鉄橋。

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なにやら赤い橋が見えてきた。
仙人峠道路のはずはないし、もしかしてあれを渡るのかしら?

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ループ線だYO!

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さっき通った道を見下ろしながら、そしてこれから通る道を見上げながら通過していく。

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しばらく登ると、ループ線の全貌が見えた。圧巻。
「の」の字状にループしている。この道を作った当時はループ橋の技術がなかったんだろうか。

ループ線からほどなくして目の前にトンネルが。どうやら峠に着いたらしい。
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仙人峠、標高560m。車が少なくて道もきれいで後半の急勾配もなかなか楽しかった。
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後ろを振り向けば、仰々しい標識群が。

仙人峠トンネルを越えれば、そこは遠野市。
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しかし、このトンネルが長い。2.5kmもある。
僕独りしか居ない長いトンネル内にチョロチョロと水の音が響く。
いくつかある退避穴が素掘りで照明も届かず薄暗く、物凄い不気味さをかもし出していた。
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トンネルを抜けるとそこは遠野だった。かっぱっぱー。
釜石側とはうって変わって、なだらかな下りが延々と続く。
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さすが遠野、のどかな風景だらけ。
しかし、向かい風を浴び続けているからなのか、両目とも痛くなってきた。
ここは我慢して、12時ごろ、道の駅「遠野風の丘」へ。
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どぶろく漬けになった猫と河童の中間生物の図。
ここへ来て初めて知ったんだけど、遠野ってジンギスカンが常食なのね。
十割そばとおにぎりを食べる。うみゃー。
目が痛いので、持ってきた目薬を注す。何も変わらず。
とりあえず、痛いだけなので出発。
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涙が出始める。染みるように痛い。交互に片目ずつつぶりながら走るが、まともに前を見てられない。
危なくてしょうがないので、R283沿いにある自転車道(一部歩道走行)を走る。
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あんまり走る人がいないのか、道はよくない。ヘビを轢きそうになったりした。
鼻水もでてくる。もしかして花粉症か?確かにずっと山の中を走っているからなあ。
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自転車道に休憩所があったので、また目薬を差す。痛みは変わらず。
ただ、自転車道はしばらく続くので車を気にせず安全に走れそうではある。
薬局で花粉症の薬を買おうとするが、薬局が見つからない。
自転車道は終わり、向かい風の中、涙でぐしゃぐしゃになりながら走る。傍から見たら、かなり怪しい人だな。

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13時半、道の駅「みやもり」へ着く。
とりあえず休憩。
なんと、この道の駅にはスーパーがあった。薬局もあったので花粉症の薬を買い、飲む。
子一時間、いすに座って休んだが、全然痛みが引かない。
症状を携帯で調べてみる。
・・・
雪目だな。これは。
あきらめて走ることにした。

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道沿いに釜石線の駅があったので寄ってみる。
釜石線の駅にはエスペラント語の名前がついている。宮沢賢治ゆかりの地だからね。
目が痛くて走りたくないので、輪行しようかと思ったが・・・
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13時40分の次が17時29分って・・・ダイヤ薄すぎるよorz

15時頃、道の駅「とうわ」に到着。R283から少しはなれたところにあった。
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銀河鉄道の夜なリンゴジュースを買い、目を冷やした。雪目になったら冷やすべし。らしい。
ここでもまた子一時間休憩。
休憩ばかりで全然すすまねえorz

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やっとR4までやってきた。
オレ予定では花巻温泉に行くことになっているので、決行。
温泉入ったら目治ったりするかもしれないし。

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17時、花巻温泉にやってきた。
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案内所でお勧めを訊いたらここを教えられた。
花巻温泉には3つホテルがあるのだけど、どこも中学校の修学旅行生が宿泊中。
彼らが風呂場に大挙してやってくる前に入らなければならない。むぅ。

露天風呂につかり、脚の筋肉をほぐす。
後から入ってきたじいさんと話す。
「東京から自転車でやってきました」と言うと、
「昔、教え子が東京から北海道まで18日かけて自転車旅行したんだよ」と。
じいさん、先生だったのか。
じいさん 「大学生かい?」
ぼく 「こう見えても30越えてるんですよ(苦笑」
じいさん 「てっきり大学時代の思いで旅行かと思ったよ(笑」
ぼく 「いつまでも青春ですよ。はっはっはっ」
じいさん「・・・(華麗にスルー)」

風呂から上がって扇風機の前に座ったら、急激にやる気がなくなる。
なんだかんだで5日も一人旅。なにかと金がかかるしなあ。目も痛いし。
というわけで、家に帰りたくなってきた。
花巻だったら新幹線通ってるから今日中に帰れる。
友人に電話して新幹線の発車時刻をしらべてもらい、JR新花巻駅へ急ぐ。

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輪行袋に詰めて
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自転車の指定席に置いたら
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椅子に座るだけで東京に着いちゃう。便利な世の中だ。
気がついたら、ウィンドブレーカーがよだれだらけだったwww

次回は釜石からR45を北上してやる。
もしくは気持ち新たに西へ行くか。
今回の無計画な旅を反省。お盆までに色々考えとこう。

【本日の記録】
総走行距離: 123km
総所要時間: 10h46m

雪目にさえならなければ・・・紫外線対策は大事だよ(涙
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東北の旅の記録】
総走行距離: 728km
総獲得標高: 6,865m
 [内訳(カッコ内は獲得標高)]
 1日目: 124km (691m)
 2日目: 101km (541m)
 3日目: 151km (1,178m)
 4日目: 229km (3,103m)
 5日目: 123km (1,352m)

日毎に色分け。東北は広かった。
黄色い線は新幹線。
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東北の旅 ?4日目(宮城県仙台市-岩手県釜石市)

5/6 7時からセルフサービスの朝食が食べられるので6時半に起床。
3日目から脚に筋肉痛が発生していた。「寝れば治るだろう」なーんて甘いことを考えていたのだけど、まったく筋肉痛は引かない。
自転車に乗ってる間は気にならないんだけど、座って立っての動作がぎこちなくなるほどに痛む。
1日目124km、2日目101km、3日目151km。
うーむ。3日合わせても400km走ってないんだけどなあ。
泊りがけの自転車旅行というのは初めてなので、ペース配分がまったく分からない。
100km/day辺りが妥当な気もする。

朝食を食べるためにロビーに行くと、やたら並んでる。
東南アジア系とおぼしき団体が宿泊していたらしく、ものすごく騒々しい。
並ぶのは好きではないので、人が減るのを30分ほど待って、やっと食事にありつく。
おにぎり7個。1,000kcal以上かな。

今日はどこに行くか決めてなかったので、風まかせにしてやろうと、外を見る。
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快晴!但し西風がかなり強い・・・東に進むか。
9時過ぎにホテルを出る。

仙台の東といえば松島。松島といえば国道45号線。
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とりあえずR45の起点まで移動。終点は青森。このままR45を走り続ければ青森に行けるのか・・・。

追い風で気分よく進み、塩釜港へ寄り道。
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観光船のこのデザインってどうしてこんな感じになってしまうんだろう。

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松島に来たよ。でも何をすればいいのか分からないよ。
やっぱ観光船に乗らないとダメなのかなあ。でも乗っちゃうとかなり時間をロスしちゃうからなあ。
松島に来たという事実を写真に収めて、北上。
次に目指すは気仙沼。

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途中、なぜか戦闘機が。
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撮り方によっては飛んでいるように見えなくもない。と思う。
・・・無駄な時間だった。

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13時頃、道の駅「上品の郷」に到着。
トイレに寄ると、道の駅のほんとに隅っこでわたがしを無料で配っていた。
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子供しかいない列に並ぶ。わたがしを作ってるのは純朴そうな女の子だった。
自分の番になり、わたがしを作っている間ちょこっと会話。
道中ほとんど一人なのでこういう会話は楽しい。
ちょこっとだけ東北訛りでかわい?。♪嫁に?来ないか?(by新沼謙治)
足湯があることを教えてもらったので、素直に足湯へGO!これは無駄な時間じゃない!
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ぼけーっと足湯につかる。

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東北一の川、北上川を渡る。そしてしばらく川沿いサイクリング。
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この辺りから横風が気になりだす。進行方向が北になったのだ。
そういや今日は暑いなあ。20度越えてるし・・・。

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14時頃、道の駅「津山」に到着。
ご当地弁当を売ってたので食べる。油モノ多いなあ・・・。

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今回の旅では初の峠、横山峠。標高150m。
このときばかりは風が気持ちいい。
峠を越えてしばらく行くと太平洋岸に出る。
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Theリアス式!複雑な地形が織り成すファンタジー。
でも感動って段々薄れていくんだよねぇ・・・。
坂を登って降ると港か浜がちらっと見えてまた坂を登って降ると・・・を繰り返すだけなんだもん。

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R45を100km走ったみたい。気仙沼遠いんですが。
このあと、フロントディレーラーが動かなくなり、起伏の激しい海岸沿いをアウターで走るはめになる。
けど、コンビニでガチャガチャとSTIをいじってたら治っちゃったんだよねえ。

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16時頃、道の駅「大谷海岸」に到着。
おじさんが話しかけてきたのだけど、なぜかタイヤをナデナデしてニコニコ顔で去っていった。何がしたかったの?

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気仙沼に着いた。
港に行くと、ちょうどフェリーが出て行ったところだった。
この観光地も船乗らないといかんのだよなあ。

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今何かとホットな森進一の港町ブルースの歌碑。
2番の歌詞の一番最後の「気仙沼」の文字がでかい。そうでもしないと気付かないからか?

しばらく港をうろうろするけども、これといったものが無い。
気仙沼を観光するならやっぱり大島へ行くべきなんだろうな。
しかし日のあるうちに岩手県に入りたいので、後ろ髪引かれる思いで気仙沼を後にする。

トンネルをいくつも抜けつつ、只越峠(140m)を越える。
そしてまたリアス式アップダウンを繰り返すと
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はじめまして岩手県。なんとか18時に入県できた。
さて、これからどうしよう。
道の駅で食事でもしたいところだ。

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というわけで18時半、道の駅「高田松原」に到着。
ん?なんだか人が少ない。というか薄暗い。・・・18時まで営業だってorz
しかたなく近くのコンビニで食事。
支払いがてらコンビニ店員に、この辺に健康ランドがあるか聞いてみた。
すると「峠の上にありますよ」とのこと。ボーリング場と岩盤浴もあるらしい。
よかったー、今日はここで一泊かあ・・・でも峠があるのかorz

峠を登れば風呂に入って寝られる。その峠の名前は通岡峠(173m)。
だらだらと登ったその場所に、言われたとおりの建物はあった。
が、健康ランドの看板のネオンだけが消えている。嫌な予感。
・・・
予感的中。休業してた。
さて、本格的にナイトランの準備でもしようかなあ。ヘルメットにライトを装着。
行けるところまで走ってやる。

夜の大船渡市をガシガシ走っていると、後輪に違和感。そういやしばらく前から乗り心地がゴツゴツしてたな。
赤信号で止まったとき、恐る恐るタイヤを指で押す。うーん、そうですか。パンクですか。
チューブを見てもそれらしい穴は無い。初日にパッチを当てたところから空気が漏れてきてるのだろうか。
ここは潔くチューブを交換する。
そして近くにあったスーパーで腹ごしらえ。知らない町のスーパーの駐車場で一人寂しい夕食。

友人に電話して今後を相談する。実は陸前高田市あたりで一度連絡したのだけどそのときは留守だった。
道路に関して知識豊富な彼にアドバイスを乞う。して釜石に泊まることにした。
釜石のビジネスホテルを調べてもらい予約を入れる。
現在地からホテルまでの距離をGPSで調べると30km以上あった。
1時間半位で着くかな?とペダルに足をかけて走り出す。

走り出してすぐに峠だったorz。大峠(321m)。
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無料で通行できる自動車道が開通してるおかげで車の往来がまったくなかった。
民家も無い真っ暗な峠道を一人で登るのはかなり寂しい。
寂しいので歌ってみる。
♪丘を越え行こうよ? 口笛ふきつつ?
空しくなった。しかも呼吸が乱れて辛くなるじゃないか・・・。

三陸トンネルを抜け、降りが続く。
途中、道の駅「さんりく」が見えたが早くホテルで休みたいのでパス。
しかし、リアス式は甘くなかった。
このあと羅生峠、鍬台峠、石塚峠と3本の峠を越えることになった。
(実際にはトンネルがあって標高は150mくらいしかなかったけど、でも辛い)
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毎回、これで最後だ!と思いながら登っていったので、段々落胆度合いが大きくなっていって困った。
でも人間意外とそういうときに力は出るもんらしい。
23時ちょい前に、ハンガーノックになりかけながらも釜石市街に到着。
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川沿いの小さなビジネスホテルで、ようやく横になることができた。

湯船につかりながら友人と長電話。1時間以上話してしまった。
彼とは学生時代に長電話友達だったことを思い出した。


【本日の記録】
総走行距離: 229km
総所要時間: 13h38m

なぜか後半は峠三昧。
直線距離で140kmくらいのところを229kmですか。
素直にR4を走っていれば盛岡は余裕で越えてたな・・・。
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